注目すべきはその音の良さで、ジャケットにそれぞれのレーベル表記があるように、きちんと権利を買ってマスターを使っているせいなのか、豊潤で鮮明な音が楽しめます。オリジナルとはまた異なりますが、こちらはこちらで良い音という印象で、主観的には再発盤や国内盤よりも音がいいように思える曲もあります。曲順も独特で、Village Vanguardでの1961.6.25のセッションの音源はside1〜6まで散らばって配置されています。流れ的にこのレコードでしか味わえないような滑らかな曲順のside1や、side3で1961年のGlorias Stepの次に1973年のGlorias Stepを続くという心憎い配置もあります。side6の最後を飾るのは、このレコードに収録している中で最も遅い時期の録音となるI will say goodbyeです。
BILL EVANS - Master Pianist
ビル・エバンス
ジャズレコード
US盤
3LPBOX
Book-of-the-Month Records 61-7722
こちらはBook-of-the-Month Recordsから1983年にリリースされたLP3枚組BOXセットです。CDでも同じジャケットとタイトルで出ているようですが、このLPの内容とは全く異なります。
こちらのLPはBILL EVANSが1958〜1977年にMILESTONE, RIVERSIDE, FANTASY等のレーベルに残した録音から幅広くコンパイルした全24曲を収録しています。中でもVillage Vanguardでの1961.6.25のセッションからは7曲収録。
注目すべきはその音の良さで、ジャケットにそれぞれのレーベル表記があるように、きちんと権利を買ってマスターを使っているせいなのか、豊潤で鮮明な音が楽しめます。オリジナルとはまた異なりますが、こちらはこちらで良い音という印象で、主観的には再発盤や国内盤よりも音がいいように思える曲もあります。曲順も独特で、Village Vanguardでの1961.6.25のセッションの音源はside1〜6まで散らばって配置されています。流れ的にこのレコードでしか味わえないような滑らかな曲順のside1や、side3で1961年のGlorias Stepの次に1973年のGlorias Stepを続くという心憎い配置もあります。side6の最後を飾るのは、このレコードに収録している中で最も遅い時期の録音となるI will say goodbyeです。
全ての曲目は画像2枚目をご覧ください。
状態:
BOXは上部の左右の角が切れてしまっています。表面はシール剥がし跡やスレあり。背と裏面に変色や汚れあり。裏面下部が少し陥没、剥がれあり。BOX内部に汚れあり。インナースリーブにカット(もともと?)や変色あり。
盤はside1のみ画像5のように目立つキズあり。ただし見かけほど音には出ません。微かな周回音ありますがそれほど気になるレベルではなく、はっきり出るのはA4の一部です。針飛びはこちらの機器では起きていません。side1のみVG++
side2〜side6までキズ等見当たらずEX+〜NM-。
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