junge manner HERBERT LIST　ハーバート・リスト写真集

商品詳細

表のカバーは、焼け破れがあります。
写真にてご確認下さい。
中は、キレイな状態です。
経年によるヤケなどが多少あります。
中古本に理解ある方、よろしくお願いします。

出版社：TWIN PALMS PUBLISHERS
刊行年：1988年
ページ数：
サイズ：H363×W285mm
フォーマット：ハードカバー

ハーバート・リスト(1903-1975)は主に「ヴォーグ」「ハーパース・バザー」「ライフ」など活躍していたドイツの写真家です。1924年から28年にかけて彼は家族の経営する珈琲会社で働きながら、ブラジル、グアテマラ、コスタリカなどに旅行に行き、その頃に写真を撮り始めました。1930年にはアンドレアス・ファイニンガー(1906-1999)に出会い、彼からローライフレックスカメラの存在を教えてもらい、友人のポートレイトやスティルライフを撮影し始めます。この頃のリストはバウハウスやシュルレアリスムの影響を受けていたと言われており、男性モデルにドレープの布やマスクを用いて二重露光の写真が特徴です。1936年にはドイツを離れ、イギリスとパリに移住します。そこでジョージ・ホイニンゲン=ヒューン(1900-1968)と出会い、彼の勧めでハーパース・バザーで働くことになります。1937年から39年の間に彼はギリシアを訪れ、古代の寺院や遺跡、彫刻などを撮影し、たくさんの雑誌や本になって出版されました。第二次世界大戦中はドイツに一時戻っています。1951年にロバート・キャパ(1913-1954)と出会い、彼の招待を受けてマグナム・フォトに参加します。この頃にリストは35mmフィルムに目覚め、また同じマグナム所属の写真家・アンリ・カルティエ＝ブレッソン(1908-2004)やイタリアのネオリアリズモ映画に影響を受けました。1960年代初頭になり写真をリタイアし、1975年にミュンヘンで亡くなっています。本書は彼の死後に発行された写真集で1930年代から80年代の代表的な写真で構成された内容です。改めて見ると男性ヌード写真もハーバート・リスト→ハーブ・リッツ(1952-2002)→ブルース・ウェーバーという系譜が見えてきます。

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